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漂流者たち04:『君と歩いて』

































































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余談:



『キラーマシン』:
ただひたすらに人を殺し続ける機械。
この橋の上の国が滅ぶことになった原因である。
元はこの国を守るために作られたガーディアンであったが
ハッカー上田の策略によりプログラムを書き換えられた。

彼らが恐れられたのは
何をしても死ななかったからだ。
都市中央にある管制塔から放たれる指令により、
彼らは何度でも立ち上がる。

しかし殺戮の中でも彼らの自我は残っており、
死にゆく人々に心を痛めている。
もし彼らの言葉に耳を傾ける余裕があるならば、
『コロシテ・・・コロシテ・・・』
というささやきを聞くことができるだろう。




『ハッカー上田』:
パン屋の息子であったが、
パン屋を継ぐのがイヤで
プロゲーマーになるべくがんばるが、
何も出来ぬままニートとなった。
その後ハッカーとなり、
国を滅ぼした。

国家を滅ぼし、自信を持った上田は、
ついに世界征服の野望を持ち、
この世のすべてを手中に収めるべく
行動を開始する。
手始めに隣の国を侵略しようとするが、
原住民、ナ・ジェイ族に苦戦を強いられる。
文明を持たないナ・ジェイ族には
ハッキングと言う有利点が無意味だったのだ。
そして上田はナ・ジェイ族の戦士、
オン・ジェイの槍で突かれて死亡した。

だが、上田が死んだことで
キラーマシンを止める手段はなくなった。




『巨大橋』:
この国は巨大な橋で出来ている。
かつて地上に国があったが、
酸の海に飲まれたため、
橋が建造され、海が広がるとともに
いつしか橋の上に人が住むようになった。