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浮遊大陸編10:『最古の怪物』




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ひとりの男が信仰により生み出した不死の力は、
呪われた怪物の祝福により破られた。


天才博士のネタバレ




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余談:


『ブレス』:
杯の審判者から受け継いだ
サヌルカヌイの魔法。

直接的な攻撃力は持たないが
呪われた不死族たちに対しては
一撃必殺の威力を持つ。




『株式会社カプコヌの野望』:

『株式会社カプコヌ』は
モンスターハンターやバイオハザードで知られる
日本のゲームメーカーである。
『モンスターハンターワールド』は、750万本を売り上げる
大ヒットゲームとなった。

カプコヌはさらに進化したゲームを作るべく、
VR技術を使った『モンスターハンターVR』の制作を開始する。
プレイヤーは仮想現実世界に入り、
実際にモンスターと戦っているかのようなリアリティを
体感することができた。
『究極のリアリティ』と銘打って発売された
『モンスターハンターVR』は
全世界で一億本を売り上げる超ヒット商品となった。

この成功を機にカプコヌはさらに大きな賭けに出る。
まずアフリカの砂漠地帯を買い取り、
そこに森林、谷、街などを作り上げ、
3Dプリンター技術を駆使して作り上げた
ロボットモンスターを放ったのだ。
プレイヤーはこのロボットモンスターを狩り、
賞金を手に入れるというものだ。

よりリアルなハントを楽しめるようになった
『モンスターハンターザ・サバイバルinサハラ』は
参加費が数千万と高額であったにもかかわらず、
合計で140万人ものユーザーを獲得することに成功した。

だが、カプコヌの野望はここで終わらなかった。
さらなるリアリティを追求し、
今度はクローニング技術と、ゲノムキメラ技術を駆使した
『本当のモンスター』を作ろうとしたのだ!
モンスターを産みだすこの研究は、
当初うまく行っていたが、
ここで倫理と法律という壁が立ちふさがる。
その頃、地球上ではこのクローン技術には、
厳しい法律の規制があったのだ。

カプコヌの野望はここで終わりか・・・
と、思われていたが、ここで思わぬ助け舟が来る。
当時、『テラフォーミング計画』を推進していた
アメリカ航空宇宙局、『NASA』だった。
NASAはカプコヌに新たなる惑星で
研究するように持ちかける。
宇宙ならば地球上の法律は無関係だ。
これは社運を賭けた一代一世の大博打だったが、
とにかくカプコヌはこの誘いに乗り、
惑星テラフォーミング計画に乗り出す。

ついにゲーム会社カプコヌの夢は
宇宙へ飛び立ったのだ!

地球と非常によく似た環境を持つ、
『エデン』と名付けられた惑星は、
カプコヌの持つクローニング技術と、ゲノムキメラ技術、
それにNASAの資金援助により、
着々と環境が整えられていく。

そしてこの計画開始から100年後、
ついにカプコヌは惑星を舞台とした
究極のモンスターハンターである、
『モンスターハンター、ザ・エデン』を売り出した。
実際に命を失う危険があるゲームであるにも関わらず、
多くの参加希望者がこの惑星『エデン』に乗り込んだ。
こうして惑星開発の技術を手に入れたカプコヌは、
さらに多くの惑星を居住可能惑星にするべく活動を開始する。
そしてそれは、ゲーム業界を制覇したカプコヌが
宇宙までも制覇した瞬間であった・・・。

だが、これが宇宙を巻き込んだ終わりなき悪夢の
始まりであったと誰が予測できたであろうか・・・。

ところで、カプコヌ社の作った人造モンスターたちは、
繁殖を制御されていた。
繁殖しすぎないように、遺伝子レベルでの
生殖管理がなされていたのだ。
これはモンスターたちの危険度を考えれば当然だった。
だが、ここで思いもよらぬ事件が起こる。
カプコヌ社のモンスターが高く売れると考えた密猟者が、
惑星エデンに侵入して一部のモンスターを連れ去ったのだ!
連れ去られたモンスターは地球へと運ばれる。

そこまでならただの窃盗事件で済む話だが、
モンスターのパワーは密猟者の予想をはるかに超えて
強大だった。
連れ去られたモンスターの一部は拘束を破って逃げ出したのだ。
さらに生活環境が激変したことでモンスターは
突然変異を起こし、繁殖をはじめてしまったのだ!
強力なモンスターたちは地球上に天敵がおらず、
その増殖を止める方法がない。
ここに地球始まって以来の 生物災害 バイオハザード が起こってしまった!

モンスターたちは圧倒的な戦闘能力を有しており、
当時最高の軍事力を持っていたアメリカ軍ですら手を焼いた。
核による掃討も試みられたが、あまりに数が多かったうえに、
飛行するタイプには効果が薄かった。
世界は大混乱に陥った。

誰もが人類の敗北を確信した時、
突如として現れたのが、単騎で
軍隊に匹敵する戦闘力を持っている
正体不明の狩り人たちであった。
狩り人たちは寝ることも休むこともせずに
モンスターを駆除していき、
ついにその数を『たまに見る』程度まで減らすことに成功した。

人々は狩り人たちにこう聞いた。
『どうやってそれほどまでの力を得たのか?』
狩り人たちは決まってこう答えた。
『忘れられた都にて、眠る者に夢見る力を与えられたからだ』
と・・・。
狩り人たちが出会ったと言う
『眠る者』とはいったい何者だったのだろうか・・・。







『眠る者』:
モンスターハンターたちが恐れ、崇める存在。

浮遊大陸の忘れられた都にて眠り続ける存在と言われる。
いつ、だれがそれを見つけたのかは誰も知らない。
その存在に願えば、『夢見る力』を授かり、
強大な力を得ることができるという。




『悪夢の中』:
モンスターハンターたちはそれぞれ『夢』を見ており、
その『夢』が彼らの力の正体である。
ハンターたちはみな、『眠る者』に夢見る力を授かったらしい。

アルフレッドが見た夢はなんだったのだろうか。




『骨の丘』:
モンスターハンター、アルフレッドの空間。
骸骨が大量に転がっている。
頭骨はあるが、体の骨はない。




『アルフレッド』:
1000年以上魔獣を狩りつづける太古のハンター。
ハントランクはAA(ダブルエー)。

彼は三歳の時、育った集落を汚れた獣に滅ぼされた。
それ以来、復讐を誓い、
がむしゃらに修業したが、
人間の限界を超えることはできなかった。
絶望した彼は古代の技術があるという浮遊大陸に流れ着く。

そしてそこでルルフォンに出会い、
その導きにより、
浮遊大陸の忘れられた都にて、
『眠る者』と出会い、『夢見る力』を授かったという。

そうして彼は人間を超えた力を手に入れ、
最強のモンスターハンターと呼ばれるまでになった。
その後、彼は浮遊大陸を降り、
地上で汚れた獣を狩り続けたが、
今回、1000年ぶりに浮遊大陸に呼び出され、戻ってきた。

死した友人や肉親の魂を想い、
その魂が神の側で生きつづけるよう祈り続けるが、
いまだに神の声を聴くことはない。




『ハントランク』:
そのモンスターを倒すために必要な
パワーの目安を示すランク。

D、C、B、A、Sまである。
さらにその上にもSSSがあるらしいが
その怪物は誰も知らない。

DクラスのモンスターハンターはDクラスの魔獣と戦える、
と、考えればわかりやすい。




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