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ヒーローたちの世界11『サヌルカヌイ』


前回までのあらすじ













































ヒーロー組織の内部に潜む
謎の暗殺者・・・!
その正体は!?


ネタバレ




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余談:


『フェニックスマン』:




不死身のヒーロー。

ラークの父親。
何度倒れてもあきらめずに立ち上がり
リベンジを果たす彼を
人は『不死身のヒーロー』と呼んだ。

怪人、ブラックハンドを倒すも
その直後謎の死を遂げた。



『ブラックハンド』:




左手は『死の力』
右手は『生の力』

不思議な超能力を操る強力な怪人。

幾多のヒーローを殺したが
より強力な資質を持つフェニックスマンの
『実験台』となって滅びた。

怪人パワーは200万前後と推測される。




『クロード』:




誰も学ばない、誰も知ろうとしない、誰も教えない。
――孤独に耐えることを。

- ニーチェ -


孤独を友とした仕事と向き合った時間は、

決して自分を裏切らない。

- 猪瀬直樹 -


我々はみな真理のために闘っている。

だから孤独なのだ。

寂しいのだ。

しかし、だから強くなれるのだ。

- イプセン -


孤独の科学者。
生まれついてのぼっち。
捨て子だったクロードは人を信じることを知らない。

当然クロードも誰かから信頼されたことなどなかった。

そんな彼が初めて信じることができた『友人』は
裏切り者の落ちこぼれヒーローだった。
狂猛な執念でクロードを探し求めたアークに
クロードは初めて他者への関心を持った。

そしてその興味は
日に日に深いものになっていった。

クロードはアークが望むものなら
なんでもあげたいとさえ考えている。




『ミミックル』:




変身能力を持つ怪人。
上品でプライドが高い。



『フォッグ』:




盲目の怪人。
つねにブツブツ独り言を言ってる。



『デッドエンドフライデー13号』:




残虐な怪人・・・
と思えばそうでもない
どちらかと言えばいい人。



『アメリア』:




アメーバの怪人。
柔らかい。



『ガンド』:




巨大ミミズの怪人。
デカすぎて引く



『デビルサイクロプス』:




かつてヒーローたちを苦戦させた
最強怪人もクロードの配下の中では
中級怪人に過ぎない。



『ヨワシ』:




くっそ弱い



『ミカエル』:




何を考えているのか分からない。
不気味な怪人。



『無敵怪人ザイガス』:




無敵である。



『サヌルカヌイ』:




『破滅が悪人を追いかけ、
 いつか追いつくのではない。
 悪人は自ら追い求め、
 いつか破滅を手にするのだ』

(ある死刑囚の最後の言葉)


『本物の』サヌルカヌイ。

クロードが苦労して手に入れた古代の怪物。
数億年前の泥炭層から発見された。
伝承では『死の七日間で世界を食い尽くした』とある。

クリーチャー研究に人生の大半を
費やしていたクロードにとって
その古代の怪物は非常に興味深いものであった。

しかし発掘した国の研究所は
それを厳重に保管し、
売ってくれと申し出るクロードの要求を
完全に拒否していた。

業を煮やしたクロードは
ついに研究所に突入し
職員を皆殺しにしてその怪物を手に入れた。

圧倒的な力を持つクロードに対して職員たちは
「この怪物を自由にしたら世界が大変なことになる」
と言って死にもの狂いで抵抗した。

知性を持たない『本物の』サヌルカヌイであるが
不便なのでクロードが改造して脳みそを持たせた。
しかしこの改造の影響で再生力が弱まり、
さらに脳みそが弱点となってしまった。


はたしてクロードが手にしたこの怪物は
『力』か『破滅』か・・・?



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