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ヒーローたちの世界14『心の中のヒーロー』

天才博士のあらすじ

悪に堕ちても
敵に回っても
ラークの心の中のヒーローは彼ひとり

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余談：

『心の中のヒーロー』：

この時のサイ・アークとの出会いは
ラークの心の中にいつまでも残っている。

この日以来、ラークにとってのヒーローは
サイ・アークであるのだ。

敵となったとしてもそれは変わることはない。

『善人とは、自己の罪過を記憶し、自己の善事・善行を忘却するひとのことをいい、
　悪人とは、これとは反対に、自己の善事善行を記憶し、罪過を忘却する人のことなり。』

｢--ユダヤ伝経--｣

『悪人が受けるおもな罰は、彼ら悪人が善心に立ちかえった瞬間に、
よりよくなろうと願っても、もはや善の道に還ることができないという点にある。』

ヒルティ｢--幸福論--｣

『邪神マンション』：

このマンションはすべて
サイ・アークの持ち物である。

ラークに譲渡された。

『バーレッド』：

『俺自身が正義になることだ・・・』

バーレッドをヒーローにしたのは
五大ヒーローのひとり
ジャスティスブレイブである。

それ以来、彼の心の中には
ずっとジャスティスブレイブが居続ける。

バーレッドは命がけでサヌルカヌイを
解放しようとしたダップンマンを見て
ダップンマンの心の中にまだわずかに
正義が残っているのではないかと考えた。

ダップンマンをヒーロー側に呼び戻すため
バーレッドはたったひとりバニラアイスに
挑む覚悟を決める。

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