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天空の世界22：『青い砂の砂漠』

『手話解説1』

『手話解説2』

『手話解説3』

吉田、魔界の雑兵に過ぎなかった。

天才博士のネタバレ

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余談：

『王』：

魔族たちの王。
数万年前に地球に降り立ち、
人類を裏から操ってきた。
その目的はこの地で闇の兵を集め、
『神』を滅ぼすことのようだ。

『エキドナ』：

魔王の娘。

母方がメデューサなため、
特殊な眼術を操ることができる。
彼女に睨まれた者は、
毒、麻痺、混乱、眠り、石化、誘惑、狂戦士、
といった様々な状態異常になる。

それが強力だったため、
父の手により目を潰された上に
縫い付けられた。

さらに口が悪すぎるために
口も縫い付けられた。
手話で意思を伝えることが多い。

『レッサーデーモン』：

吉田直行の正体。
名もなき下級の悪魔。

『エルフの性格』：

ふだんは温厚で平和的な民族だが、
森への侵略者への残虐性は常軌を逸している。

敵対者の兵士はもちろん、
女子供、家畜、建築物に至るまで
徹底的に破壊する。
その地に敵対者が存在した証すら
ひとかけらも残さず消し去るのだ。

その場所に生き物が住めないように
放射性の物質をばら撒くこともある。

『月光の聖剣『ムーンライト』』：

元々はメル＝ウルフというエルフの聖戦士が
月の女神から授かったという聖剣。

だが、メル＝ウルフの死後、
人々はこの剣を巡って血で血を洗う戦争を始めた。
いつしかこの剣には血と怨念がしみこみ、
呪われた魔剣と化した。

オーラパワーを瞬時に吸収して無力化してしまう特性を持つ。
オーラに頼るアルマスの戦士の天敵と言える剣。
だが、使用者も徐々に命を削られる。

『淫淵の鎧』：

エルフの王が使っていたという強力な鎧。
あらゆる災いから身を守ると伝えられている。

だが、エルフたちはこの鎧を崇拝の対象とし、
だれも着用しなかった。
鎧は寂しさからか、魔の物を受け入れてしまい、
この鎧は呪われた遺物と化した。

着用者に降りかかるあらゆる災い、
攻撃を防ぐ能力を持つが、
着用者はつねに鎧に犯され続けることになる。

なお、鎧は好みにうるさく、
高貴な身分の女性、しかも処女しか受け入れない。

『デーモンハンド』：

エルフたちが殺した悪魔の手を
小手状に加工したものと伝えられる。

装着者に究極の剣技の腕を与えるらしい。
だが、その代償として装着者は殺戮衝動を
抑えられなくなる。
例え最愛の者であっても、その衝動は消せないだろう・・・

『ブラッドクラウン』：

装着すると、目の前の敵の情報がすべてわかる。
弱点、思考、得意戦術、あらゆる情報が頭に浮かぶ。

その代わり、装着者は徐々に正気を失う。

『デスウォーカー』：

装備すると恐るべき素早さを手に入れることができる。
さらに次元空間を徒歩で超えることもできようになる。

だがこれを装備して歩んでいく先はまぎれもない破滅である。
それゆえこのブーツは『デスウォーカー（死へ歩む者）』と呼ばれるのだ。

『クレメンスの目的』：

今まで実力、能力に関係なく、
クレメンスはあらゆる敵を葬ってきた。
クレメンスが本気になれば、
排除できない敵はいないのだ。
それこそがクレメンスが有能である証だったのだ。

だが、そこへサヌルカヌイが現れた。
クレメンスの知力を持ってしても
サヌルカヌイは排除できなかった。

だからこそクレメンスは
自分自身が有能であることを否定した
サヌルカヌイの排除にこだわるのかもしれない。

サヌルカヌイを殺すこと・・・
それがクレメンスの存在意義だったのかもしれない。

『吸血キノコ』：

賢明な読者はすでにお分かりであろう・・・
このキノコはクレメンスたちの女王、ファティマが
得意とした技である。

知らずに吸引して、
突然肺を突き破って成長し、
血液を吸収する、というもの。

サヌルカヌイ以外は完封できる超性能を持つ。

クレメンスはこのキノコの栽培を
女王から任されていた。
クレメンスはいざという時に備えて
このキノコの胞子を少し取っておいたのだ。

『青い砂の砂漠』：

使用者クリストファー以外の時間が止まる空間。
またの名を『停滞空間』。

強力な空間であるが、
クリストファーはめったに戦闘しないので
この空間のことを知る者は少ない。

『あなたも・・・』：

過去にクレメンスが有能だという理由で
自分の側に置かなかった人物はふたりいる。

四大諸侯メロリアと、
キノコの女王ファティマである。
結果的には正解だったと言えるが・・・
クレメンスが一生遣えることができる人物は
はたして現れるのであろうか・・・。

関連：『天空の世界：登場人物』